NUITS SAINT GEORGES 1ER CRU LE CLOS DES CORVEES 2008ニュイ・サン・ジョルジュの名門、プリューレ・ロック。創設者であるアンリ・フレデリック・ロック氏は共同経営者のヤニック・シャン氏とともに厳格なビオディナミ栽培と100%全房発酵を行い、果実本来の旨味が率直に表現された、想像を超える純粋さのブルゴーニュワインを生み出してきました。 ロック氏はドメーヌ・ルロワの2代目アンリ・ルロワ氏の孫にあたり、あのマダム・ルロワの甥。1992年からはドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(DRC)の共同経営者にも就任していました。彼は700年以上前にシトー派の修道士が行っていた有機栽培を復活させ、醸造法にも伝統的手法を採用。「ワインの品質の8割はブドウで決まる」という考えのもと、最高のブドウを作るべく、除草剤、化学肥料などを一切使用しない有機栽培を実践しています。 収穫したブドウは房をそのまま丸ごと発酵槽に入れ、自然酵母のみで発酵。澱引きせずノン・フィルターで瓶詰めをします。酸化防止剤のSO2は一切添加しません。熟成に使用する樽はDRCが50年以上前に現地買い付けし、20~30年長期乾燥させた樽材を共同使用しています。 ラベルに描かれている独特のロゴは、エジプトのある古文書に由来。左側にある緑色の包丁を立てたような模様はブドウの樹、下に描かれている3つの赤い丸はブドウの実、右上の黄色い楕円は神、その下の黄色い楕円は人を表しているといいます。これには、自然(神)と人間の両方の力によってワインを造り出すというロック氏の考えが表現されているのです。残念ながらアンリ氏は2018年11月に逝去されましたが、ヤニック氏がその遺志を継ぎ、さらなるドメーヌの発展に力を尽くしています。
ロック氏はドメーヌ・ルロワの2代目アンリ・ルロワ氏の孫にあたり、あのマダム・ルロワの甥。1992年からはドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(DRC)の共同経営者にも就任していました。彼は700年以上前にシトー派の修道士が行っていた有機栽培を復活させ、醸造法にも伝統的手法を採用。「ワインの品質の8割はブドウで決まる」という考えのもと、最高のブドウを作るべく、除草剤、化学肥料などを一切使用しない有機栽培を実践しています。
収穫したブドウは房をそのまま丸ごと発酵槽に入れ、自然酵母のみで発酵。澱引きせずノン・フィルターで瓶詰めをします。酸化防止剤のSO2は一切添加しません。熟成に使用する樽はDRCが50年以上前に現地買い付けし、20~30年長期乾燥させた樽材を共同使用しています。
ラベルに描かれている独特のロゴは、エジプトのある古文書に由来。左側にある緑色の包丁を立てたような模様はブドウの樹、下に描かれている3つの赤い丸はブドウの実、右上の黄色い楕円は神、その下の黄色い楕円は人を表しているといいます。これには、自然(神)と人間の両方の力によってワインを造り出すというロック氏の考えが表現されているのです。残念ながらアンリ氏は2018年11月に逝去されましたが、ヤニック氏がその遺志を継ぎ、さらなるドメーヌの発展に力を尽くしています。