全長19cmほど 高さ6.3cm スプーン13cmくらい 500g 黒泥土の塊で棺を造形し、模様を彫り、中をくり抜いて、焼締で仕上げています。棺の表情の溝などの白は化粧土、スプーンの黒光りする模様は鬼板（鉄絵）です。 昨年秋に原形は完成していましたが、なんか冷たいモノに触りたくない気分だ…と言いだして暫くしまわれていました。大きい作品ですし、棺の文字や模様に意味があると思うのですが、忘れています( ˊ̱˂˃ˋ̱ )妻の解説を聞くのが陶芸の醍醐味なのになんてこった！！ 習作でミニサイズの猫ミイラ型ヒゲケースを作っていますので、幾何学模様は古代の包帯の巻き方をアレンジしたものと思われます。あとはホルスの目とか？ 『災禍の神は願わない』にハマっていた時期ですのでセトとかも関係するんだろうか。ナゾが解けたらコメントします。 粘土の塊を削っていたら、子どもの頃に建築を見に行くのに連れ出されてクタクタになるまで歩いたのを思い出したそうです。ちょっとお洒落な地区の外観を見てまわり、たぶんサーティワンがあって、当時はミスタースマイルみたいなジンジャーブレッドマンみたいなキャラクターの看板だったんじゃないかと言っています。 棺を縦に持ってアイスクリームコーン思い出すとか…さすがというか、なんというか。 アイスのデザインもちょっと参考にしているそうです。 スプーンの絵のモデルはゾッ君。 鳥をゲットして満足そうな顔をしています。 彼はシッポがたぬきなので、見たままサラサラ描けたそうです。スプーンの内側のみ透明釉をかけていますが、いつも通り実用性はほぼありません。 #妻の作った陶芸 #ハンドメイド #一点物