カラー···ピンク 石の素材···サフィレット 素材···ガラス クッションカット 少し以前までは「ロストテクノロジー」「製法不明」と 言われていたサフィレットガラス。 現在では 良く似たものが比較的簡単に創作出来る事がわかりました。 元々は19世紀終わりから20世紀初頭にかけてチェコで作られた ガラスと言われています。1950年代に入ってコスチューム ジュエリーとして、コンセプトに合わせた形状や色味のものが 西ドイツで作られましたが、チェコのものを再現出来なかった と言われる事があります。 しかしコスチュームジュエリーとしては価値のあるものです。 私感ですが、サフィレットに良く似た現代物のガラスはかなりの数が かなり以前から出回っていたのだろうと感じます。 サフィレットの名称は「色味」として使われる事もあります。 緑味を帯びるような濃いブルーに茶(オレンジ)のシラーが サフィレットを代表する色味です。 チェコのサフィレットは英国やフランスに渡り、様々なモチーフに 加工されました。チェコのサフィレットは作られなくなりましたが 海外に渡ったルースの中には、宝飾店などで少しあとの時代に 宝飾店独特のモチーフに嵌め込まれたものを見ることも出来ます。 このサフィレットはパリの既にない 宝飾店の在庫ルースです。 フィリグリー細工を模した真鍮のモチーフが特徴の宝飾店さんで そう言ったお品は海外サイトで時々見かける事があります。 アンティークサフィレットを使っていますが、モチーフ自体は そう古くないものも見られます。 モチーフには青いサフィレットに混じって紫色のサフィレットが 留まっている事があります。 深い紫から淡いものまで、色々な色があります。 またピンクのものも稀にあります。 ピンクと紫のサフィレットでデザインされたアクセサリーも存在します。 ただ、数は決して多くありません。 特にモチーフに留まっていないルースとしてあるものは貴重です。 古いガラスですので状態は見て頂いた通りです。 あとの方の写真は白熱灯を使っていますが、桜色が綺麗です。 このサフィレットの一番の特徴は、何故かとにかくキラキラする と言う事です。石で言えば屈折率がとても高い感じです。 ご興味のある方はこの機会に是非に。