古い壺焼、古典琉球焼の香炉になります。

明治から昭和初期にかけて作られていた、南方趣味でエキゾチックな様式を多く取り入れた古琉球と呼ばれる代表的な床の間飾りです。
大きな象の胴部に、背中に塔がのっており、蓋部分になっています。内部は比較的綺麗ですが、塔の根本に油煙汚れがあることから、香炉として愛用されたようです。

鞍の飾りに魚の彫り込みがゴツゴツとした質感で描かれています。
底部には「琉球」の印はなく、古い時代のもののようです。
色彩の剥離などありますが、破損・修復の目立つダメージなく気になる点としては、塔の先端部はおそらく接合修復ではなく釉ムラと思いますが、よく確認しましたが確証とは言い切れませんので写真をご確認ください。

そのほか、詳しくは写真にてご確認ください。
大きさは幅約14ｃｍ、高さ約29ｃｍ。
沖縄ものの貴重な品としてガラスケースのコレクション棚に飾って楽しんでおりました。
物入りになってしまい、飾っていた品を思い切って手放しています。
お好きな方にお譲りできればと思います。
その他古いものですのでスレ・汚れなどあります。詳しくは写真にてご判断ください。
ノーリターン・ノークレームにてお願いいたします。
皿立て・台は付属しません。