【サイズ】 (約)横16.5cm、高さ17cm 瀬戸の名工、川本桝吉によるインパクトある世界観が美しい魅力的かつ個性的な作品です。 本作の構図に目をやると、染付の濃淡や技法を使い分け、力強くも繊細な波とその上を優雅に舞う千鳥がリズム良く描かれています。 細部まで施され、見事な波飛沫も再現され、バランス感覚が良いデザインと筆致で、最大限に躍動感を描いています。 また作品の形状（フォルム）も珍しい手持ち桶型になっており、品格も兼ね備え、特別な川本桝吉による作例として別格の美を堪能できると思います。 内側の見込み部分にも大胆に花鳥が力強くあしらわれています。 コバルトブルーの美しさ、独特のデザイン感覚、抜かりのない作陶技術、絵付は、 まさに明治時代に極められた瀬戸の名工、川本桝吉の本人作・謹作と言える作品です。 高台に川本桝吉と銘がございます。 お客様の親族の方が一昔前に英国の骨董店にて買い求めたものですので、欧州へ伝来し、舞い戻った里帰り品となります。 明治期、川本桝吉の本人作であること、本物保証いたします。 川本桝吉…明治6年（1873）にオーストリアのウィーンで開催された万国博覧会で、瀬戸からも出品しており、川本桝吉（かわもとますきち）（初代）が賞を受賞しております。 デザイン詳細は写真の画像をよく見て十分に検討した上で入札して下さい。 商品について、ほか見落としがあるかもしれませんが、現品現状を優先とお考え下さい。 その他コンディション、程度、状態に関しては写真にてご判断ください。 写真に写っている物が全てです。 ご理解いただける方のみご入札下さるようお願い致します。 新品（完全品）をお求めの方は、購入をお控えください。